いつもと同じ作業をしていても職場環境次第で業務効率に差が生じます。
特にチームワークが重要な工務店業務では効率を上げるためにはモチベーション管理が必須です。良い雰囲気で「もっとがんばろう」と思えば、モチベーションが上がり良い志事となり、逆に悪い雰囲気であればモチベーションは下がり悪い循環になるかもしれません。
この記事では、職場の空気を円満に保つ上で知っておきたいポイントやすぐに実践できる3つの方法について詳しく解説しています。業績を向上させたい方はぜひ参考にしてください!
注意するときは具体的に!
ともに仕事をしている以上、時には相手に注意をしたり叱ったり、言いにくいことでもきちんと伝えなくてはいけない場面があります。そんな時、必要のないことまで言ってしまったり、相手を傷つける言い方になってしまわないよう、「具体的な行動についてだけ、きちんと理由を説明して注意する」ことに意識してみると、上手に伝えられるようになります。
相手を注意する時の7つのポイント
- 1 . 自分が何を伝えたいのか、そしてそれは何故なのか理由を整理する
- 2 . 相手のどのような行動を注意したいのかを明確にする
- 3 . 注意する適切な時と場所を選ぶ
- 4 . 遠まわし、曖味な言い方を避けて、直接的で具体的な言葉を使う
- 5 . 具体的な行動のみを注意して、相手の個性や性格には触れない
- 6 . 自分が注意したことを受け入れるかどうかは相手にゆだねる
- 7 . 親身に誠意をもって、ストレートに伝える
「返事の仕方」を意識する!
部下や後輩に遠慮なく頼って欲しいと思っているのに、なかなか頼ってもらえないという時、その原因はあなたの何気ない返事の仕方にあるかもしれません。
たとえば、あなたが忙しく作業をしていたり、パソコンに向かっている最中に、部下や後輩から話しかけられた時、作業の手を止めて、体の向きを変えて、相手の目を見て話を聞けていますか?作業の手を止めずに、パソコンの画面を見たまま、返事をしてしまっているということはありませんか?
もちろん、部下や後輩がそれだけで腹を立てることはないでしょう。でも、作業をしながらこちらも向かずに話を聞く先輩と、作業の手を止めてしっかりと話を聞いてくれる先輩がいた場合、後者の先輩に頼りたくなると思いませんか?しっかり目を見て話を聞いてあげることは、相手からの信頼を得るために大きな効果があります。忙しい時でも、ちょっとだけ手を止めて話を聞いてあげるように意識してみましょう。
返事の仕方を少し変えるだけで、部下や後輩とのコミュニケーションが円滑になるかもしれませんよ。
部下が報告しやすくなる「逆ホウレンソウ」
「うちの部下は報告が遅いなあ」「それならもっと早く相談してよ」など、部下からのホウレンソウの仕方に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そんな時は、上司であるあなたから、部下やチームに「逆ホウレンソウ」するようにしてみてはいかがでしょうか?部下の仕事がどんな結果につながったのか、お客様がどんな風に喜んでいたのかなど、反応をこまめに伝えてみましょう。ちょっとしたことでも、その都度きちんと上司がホウレンソウしていると、部下もやる気がわき仕事がしやすくなります。
また、部下からも気負いせずに報告や相談が上がってくる、風通しの良い職場づくりにつながります。
報告や相談がしやすい職場づくりのために、まずは上司からの「逆ホウレンソウ」を試してみてください。